ハサミと熱意があればどんな国でもカットができる!

川平 謙一

川平 謙一

Kenichi Kawahira

インドとフランスで美容師になった経緯を教えてください
小さい時に授業で知ったフランスに憧れる様になりました。その後美容師にも憧れて将来ここで働こうと思いました。
21歳で1件目の美容室を辞めて、当時働きたかった美容院にアタックしたのが初めだと思います。初めは門前払いでしたが、スタッフと友達になり、その後5、6回と何度もフランスに行き、熱意を伝えてました。3、4年後にワーホリビザで入国し、やっと入社試験を受けさせて貰い、無事入社が決まりました。
待遇面など日本との違いを教えてください
良い事は形や時代に流されず、個人個人に似合うスタイルを提供します。それに実力主義なので年齢に関わらず、熱意や技術で個人が認められる事が出来ます。
フランスでは美容師はアーティストのくくりなので、世間的評価は高いと思います。
悪い事はそんなに無かったですが、カッター、カラーリストのどちらになりたいかをアシスタント時代から決めないといけなかったので、どちらかに偏ってしまいました。
そして給料が安いです。アシスタント当時チップが多くないと生活が大変でした。

最低年収と最高年収・カット料金について、フランスは最低年収は日本と同じくらいの900〜1000euro(当時)。ただ物価が高いので生活は大変でした。最高は分かりません。
当時の美容院のカット金額は140euroでしたが、一般に比べるとかなり高いです。

インドは、就労ビザに合わせた年収からになります。
多くの場合、お手伝いさんがいる生活になりますし、物価は安いので生活は安定します。
カット金額は4500rupeeですがこれもかなり高く、道端での路上だと100、200rupeeです。
日本の美容師さんや若い人に向けてメッセージをお願いします!
僕自身も21歳から飛び出しているので、夢があるのであれば、是非飛び出して欲しいと思います。ハサミひとつあればどの国でも働けるし日本で日本人を切るだけが美容師の全てではないと思います。
国が変わればファッションのトレンドや価値観や常識も変わります。その国その国の違いを美容師を通じて経験する生き方も楽しいです。